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院長ドクターズインタビュー
医師を目指されたきっかけを教えてください
医者を目指したきっかけは、特に高尚な理由があったわけではありません。高校生の時に、何かしら人の役に立てる仕事をしたいと考えていました。自分の人生をかけて社会に貢献できる何かをしたいという思いが芽生え医師の道を志しました。両親が医師であることも影響していたと思います。現在も母が副院長として一緒に働いています。
眼科のドクターになろうと大学入学当初からお考えでしたか?
はい、他の分野を考えたことはありませんでした。医学部に入学し将来について悩んでいたとき、手先が器用であることを活かせる診療科は何かと考えました。眼科は非常に細かい手術を行いますので、マッチするのではないかと。眼科医として手術を行い、手術後の患者様が「見えるようになる」とすごく喜んでくださるお姿をみていて眼科の魅力を感じていました。そのため、初めから眼科を専門にすることを決めていました。
地域医療に貢献する眼科医の使命
地元の鈴鹿での開業を選んだ理由は?
地元の鈴鹿で開業したいと思った理由は、「地域貢献」です。自分が育ったこの鈴鹿の地で何かしら働きたいという想いがありました。また、周辺に大きな手術を扱う医療施設がなく、地域の方々が高度な医療を受けるためには遠くの大きな病院まで行かなければならない状況でした。そうすると患者様にとってはすごくハードルが高くなってしまい手術を受けることをやめてしまう方も多くおられました。そこで、大きな病院でしかできない高度な手術技術を身につけ、この鈴鹿の地で手術ができるようなクリニックを始めることで、地域医療、特に「患者様の生活の質の向上」に貢献できると考えました。
患者様の層について教えてください
眼科の特性上、手術を必要とする患者様の多くは70代以上の高齢者ですが、鈴鹿は人口が徐々に増加しており、若い家族や小児眼科を必要とする患者様もいます。そのため高齢者だけでなく、幅広い年齢層の患者様に対応できるようにしています。院長の私が、目の中の白内障手術とかはほぼ全部担当し、目の中のこと、副院長が目の角膜、目の表面のところが専門なので、二人の専門分野で目の病気を網羅的に全部対応できるようにしています。
高齢者で手術をお考えのみなさまへのメッセージ
高齢者の方、特に70代の方々は、白内障などの病気については知識があるものの、目の手術に対しては大きな不安を抱えていることが多いです。多くの方が手術を受けることに二の足を踏んでいます。しかし、現代の手術技術は非常に進歩しており、手術時間が短く、麻酔も効果的で、ほとんど痛みを感じることなく治療が可能です。そのため、手術に対する不安を持つ前に、まずは一度相談に来ていただきたいと考えています。実際に手術を受けた患者様からは、「世界が変わるほど見えるようになった」との声も多くいただいています。目の病気は進行が遅いため、ご自身では気づきにくいことがあります。視力が徐々に低下していると感じたら、検診を兼ねてぜひ一度診察を受けてみてください。70歳を超えたら、定期的なチェックが必要だと思います。
将来の抱負や計画について教えてください
高齢者の方に加えて、現在特に注力しているのが小さなお子様や若い方への近視治療です。特にオルソケラトロジーという夜間に装用するコンタクトレンズによる屈折矯正に力を入れています。この治療法は、特に小学生や中学生に対して、高い効果が見込め、視力改善をもたらしています。県内でこの治療を提供している場所は非常に限られているため、ぜひご相談いただきたいと考えています。また、この春からはICL(眼内コンタクトレンズ)という、目の中に直接レンズを埋め込む手術も少しずつ始める予定です。これはレーシックとは異なり、2、30代から40代前半の方々に適した治療法です。
最近眼科専門医として思うこと
最近大きな地震が頻発しています。被災された方にはお見舞いを申し上げるとともに眼科医として思うことがあります。災害時にコンタクトレンズや眼鏡を失ってしまうことがあります。そうなると避難生活において、大変負担が大きくなり、すぐに新しいものを購入できないことも想定されます。強い近視の方はぜひとも事前の矯正をおすすめします。
ホームページをご覧のみなさまへメッセージをお願いします
目の不調を感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。医療技術は日々進化しております。特に白内障の手術は飛躍的に進歩しており、手術時間も短く、痛みも少ないため、恐れずに相談に来ていただければと思います。
当院では幅広い年代の患者様の目の健康をサポートしており、最新の治療法や技術についても積極的に取り入れた治療を行っております。
皆さまの目の健康を守り、より良い生活の質をご提供できるようにこれからも尽力してまいります。
目のことでお悩みのことは、どんなことでもお気軽にご相談いただきましたら、丁寧にしっかりと最善の方法をご提供し、しっかりとサポートさせていただきます。
副院長ドクターズインタビュー
角膜の治療がご専門とお伺いしました、くわしく教えていただけますか?
私の専門は角膜疾患であり、ドライアイ、角膜感染症、まぶたのマイボーム腺の障害など、目の前部の疾患を扱っています。これらは日常生活に影響を及ぼす可能性があるため、適切な治療と患者様への丁寧な説明を心がけています。
お子様向けの眼科診療にも力を入れておられるとお聞きしました
小児眼科の診療では、お子様が診察を怖がらないように親しみやすいアプローチを心がけております。保護者のかたが安心して相談できる環境を大切にし、お子様自身も治療に対してポジティブな印象を持っていただけるように努めています。私自身、子育て中のお母さんでもありますので、母親の目線をもってしっかりとサポートができるのではないかと考えています。
ホームページをご覧のみなさまへメッセージをお願いします
目の状態は自己判断がとても難しいため、定期的な眼科検診を受けることをおすすめしています。これにより、緑内障などの病気を早期に発見し、適切な治療を受けることができます。どんな小さな疑問や悩みでもお気軽にご相談ください。小さなお子様から、ご高齢の方まで全ての患者様に対して親切丁寧な診療を心がけ、しっかりとサポートさせていただきます。