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小児の近視抑制治療について【院長インタビュー】

小児眼科における近視抑制治療の重要性

近視抑制治療について詳しくお話を聞かせてください

小児眼科で重要視しているのは、近視の予防です。特定の副作用がでない低濃度目薬を使用して近視の進行を抑制することができ、この方法は安全で効果的とされています。この方法の安全性は、実証されています。

近視抑制治療を開始する最適な時期は?

近視抑制治療は小学校入学時ぐらいから始めるのが望ましいと考えられています。成長期に体が成長するのとともに近視が進行しやすいため、この時期に対策を講じることが将来的な視力保持につながります。

 

近視の抑制治療の方法が目薬だけですか?

残念ながら近視を完全に止める治療法というのは世界中にはありません。近視の予防には、特定の目薬の使用とオルソケラトロジー(夜間装用型コンタクトレンズ)の併用が現在では一番効果があると言われています。これらの方法は科学的根拠に基づき、近視の進行をある程度抑制することがきちんと証明されています。

 

近視抑制治療は保険が適応されるのですか?

治療内容によって異なりますが、主に自費治療になります。近視の進行を抑制する上で最も効果的な手段をご提案いたします。
また、治療を始める前にはしっかりとご説明をさせていただき、納得の上、始めていただくようにしています。

 

【近視進行抑制の点眼薬】…マイオピン 3,300円(1本、税込)

【夜間装着型コンタクト】オルソケラトロジー…130,000円(1年間のパッケージ、税込)

 

◎また、新たに近視進行抑制の点眼薬として、「リジュセアミニ点眼液0.025%」を取り扱うこととなりました。

【近視抑制を目的とする日本初の点眼剤】リジュセアミニ点眼薬 4,950円(税込み)約1ヶ月分(30本入り)

 「リジュセアミニ点眼液0.025%」とは・・・・

日本で初めて製造販売承認を取得した小児用の近視進行抑制点眼薬です。眼軸長(眼球の奥行き)の伸びを抑え、主に5歳から15歳程度(または18歳まで)の軽度~中等程度近視の進行を緩和する目的で使用されます。
  ※薬品の詳細は参天製薬のホームページをご覧ください。

《治療の特徴と概要》

*有効成分:低濃度のアトロピン硫酸塩水和物を0.025%含有

*使用方法:11回、就寝前に両眼に1滴点眼します。

*安全性:お子様にも使いやすいよう、長期使用を想定した防腐剤フリーの1回使い切りタイプです。

*効果:近視の進行を平均40%程度軽減させるといわれています。

*副作用:点眼後に一時的なまぶしさやかすみ目、アレルギー性結膜炎(かゆみや充血)が現れる場合があります。瞳孔が開く、手元が見えにくくなるなどの症状が出ることがあります。異常を感じた場合は直ちにご相談ください。

*注意点:自己判断で使用を中止すると近視が急激に進行することがあります。指示通りに使用し続けることが重要です。

「リジュセアミニ点眼液0.025%」の処方に伴う診察費・検査費が保険適用に!(2026年6月より)

また、20266月より「リジュセアミニ点眼液」の処方に伴う診察費・検査費が公的医療保険の対象となる予定です。

薬剤費(点眼薬そのもの)は引き続き全額自費となりますが、診察と検査が保険適用になることで、多くの自治体の子ども医療費助成制度が利用できます。

当院では具体的に、以下の費用は保険適用(※選定療養)となります。
                       ※選定療養(せんていりょうよう)制度とは…保険診療と自由診療を併用できる制度
・診察費
・矯正視力検査
・光学的眼軸長測定

これらは通常の眼科診療と共通する検査であり、「リジュセアミニ点眼液」の処方に伴う診療部分として保険で扱われることになります。

小児眼科

視力低下のセルフチェック

  • 目を細める
  • 小さいものをつかみ損ねる
  • 視線がずれる
  • テレビに近づきすぎる
  • 目が白く光る
  • 片眼で物を見る
  • 屋外でまぶしがる
  • 片眼を隠すと嫌がる
  • 集中力がない
  • 横眼で物を見る
  • すぐに飽きる
  • 落ち着きがない
  • 首を傾ける
  • 転びやすい
  • あごを上げて物を見る
  • 頭痛を訴える

 

小児期における眼の健康管理は非常に重要であり、病気の予防が難しいため、家庭での定期的なチェックが必要です。このような症状が見られた場合は、視力低下のサインである可能性があります。気になる症状があれば、お早めに鈴鹿市にあるさくらの森眼科にご相談ください。最新鋭の検査機器を使って病気が隠れていないか専門医がしっかりと検査をさせていただき、サポートさせていただきます。

小児眼科が行なうこと

大人の眼科と異なり、小児眼科は未発達な眼の治療を行なうため、子どもが大人になったときに正常に眼が機能することを目指します。小児の眼は速く発達し、1歳での視力が6歳には大人と同程度になることが多いです。しかし、子どもたちは自身の眼の異常や症状をうまく伝えることが難しいため、病気の発見が遅れがちです。周りの方が注意を払っていただき早期発見と治療が、手遅れになることを防ぐことがカギとなります。

特に注意が必要な子どもの眼の病気と症状

斜視: 両眼の視線が合わず、片眼だけが異なる方向を向く状態。これにより、立体感の認識が困難になり、片眼の視力発達が遅れることがあります。

弱視: 眼に異常はないが視力が低下し、眼鏡をかけても改善しない状態。原因には屈折異常や斜視などがあります。

斜視・弱視のページによりくわしくご紹介しています。

当院の斜視・弱視治療について

当クリニックでは、小児の斜視・弱視治療を行なっております。お子様が検査をスムーズに行なえるように最新の検査機器でご負担の少ない検査を、そしてご両親が治療内容に納得し安心して受けられるよう、詳細な説明を心がけています。診察には時間がかかることもございますので、事前にご予約いただくことをお勧めします。また、周辺の医療機関と連携を取りながら治療を進めておりますので、何かご不明な点がございましたら、遠慮なくご相談ください。

お子様の近視抑制治療にも力を入れています

安全で効果的な子どもの近視進行抑制治療法

当クリニックでは、子どもたちの近視進行を防ぐための専門治療を実施しております。このプログラムは、6歳から始まり、15歳や16歳まで続けることが推奨されており、成功のためには最低2年間の治療が必要です。治療には、「マイオピン」や「リジュセアミニ点眼液0.025%」という名前の低濃度アトロピン点眼薬を毎日使用し、お子様の近視の進行を穏やかに抑制することが目標です。

現在、当クリニックで提供している治療法は、その安全性と有効性がしっかりとした研究によって支持されています。

参考:Atropine for the Treatment of Childhood Myopia: Safety and Efficacy of 0.5%, 0.1%, and 0.01% Doses (Atropine for the Treatment of Myopia 2)Ophthalmology, Volume 119, Issue 2, February 2012, Pages 347-354

※治療にかかる費用は治療内容によって異なりますので、お気軽にお問い合わせください。

近視抑制のための予防策

科学的に実証された予防方法としては、子どもたちに屋外で2時間以上過ごさせることや、近距離での作業時間を削減することがあります。これらの治療や予防策に関する更なる情報を求める場合は、いつでもスタッフまでお問い合わせください。

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