検査機器紹介

検査機器紹介

Optos(超広角走査レーザー眼底カメラ)

超広角撮影が可能な眼底カメラです。無散瞳で眼底の隅々まで観察できます。お車でお越しのかたや散瞳検査(瞳を広げる検査)が難しいときでも眼底検査が可能です。以前までは大型の機器でしたが、コンパクトで撮影しやすくなっています。
従来のカメラでは30~50°の範囲の撮影しかできませんでしたが、一度の撮影で200°の撮影が可能です。網膜周辺部の病変も見逃さずに検出できます。

OCTtriton(Swept-SourceOCT)

OCTとは網膜の断層像を撮影できる機器です。これにより病気の原因や再発の有無などがわかります。現代の眼科診療において必須の機器です。中でもこのSSOCTと言われるものは、より深達度が深いものとなっているので、網膜のさらに奥の脈絡膜まで撮影することができます。

OCTA(OCT angiography)

OCTの特殊機能を使って網膜血管の造影検査をすることができます。造影剤を使わないのでアレルギーやアナフィラキシーショックの心配がありません。侵襲を伴わないのでフォローアップが容易です。糖尿病網膜症の方や加齢黄斑変性の方には重要な検査になっています。大学病院クラスでないと有していないことが多いです。

HFA(静的自動視野計)

視野(見える範囲)を測定する機器です。暗室でドーム状の機器の中に顔を入れて出てくる光に応じてボタンを押します。緑内障の患者様には必須の検査になっています。数ヶ月に一度は測定を行い、緑内障の進行の程度や発症の有無を検定します。